| (5) 共役体と自己同型群,ガロワ拡大とガロワ群 その1 ガロワ1へ ガロワ2へ ガロワ3へ ガロワ4へ ガロワ5へ ガロワ6へ ガロワ7へ ガロワ7−2へ ガロワ8へ ガロワ9へ ガロワ11へ |
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読者の方の傾向として、8,9,10、が1ヶ月800ページ((閲覧ページ総数)の8割を占めています。悩んでいるところ、面白いと思うところは皆同じなのかもしれません。特に、18歳から34歳の読者の方の割合が全体の63%と圧倒的に多いのが此方としても嬉しいです。 例の中で、一般的なことも取り上げていきます。一般に関わることは「青色」を使います。 例題の中に必要もしくは解説可能な内容をできるだけ取り上げていきます。当然、初めて触れる中身については最初から解説し一般化もやってゆきたい。それが全体の方針です。 「説明すべきは全て例題の中にある」という立場です。 <ちょっと心配>20141107 訂正 201411116 再訂正 |
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f(g(x))=(fg)(x)が合成の定義。だから、右から計算を始めます。 στはτから始めます。 |
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![]() 20140901記述追加 上の『ガロワの定理』がガロワ理論で最も本質的な定理となっています。 ここでは、例として上げているだけですので説得力は無いかもしれませんが、例えば、[0]のP136〜139or[1]のP167(こちらの方がよいかも)辺りを丁寧に読んで下さい。 「KがQ上のガロワ拡大体になるのは固定群Q(ω)が正規部分群になるときにかぎる」もいえます。 ![]() ![]() |
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下に、追加記事があります。 20141123 体は無数の元から成り立ちます。だから、それを直接相手にしても崩壊するだけです。代わりに、群を用いて、受け皿としての体が唯一一個決まりますよと{e}は表現しているのです。 だから、ガロワなのでしょう!! でもかなり強引ですね申し訳ない。 例えば、÷0と同じ状況なのです。 加筆訂正の部分、抜けているところが結構ありそうです。お待ちください。Gから{e}までを 組成列といいます(遠山p272) 左に上げた4点がひとつの佳境。特に、下2つが何故要請されるのか、その発想の根源を知りたいと思い続けました。キレイごとで終われないのです。 20151008 Q係数の2次方程式のとき、有理数が同型写像σで不動であったことを思い出して下さい。すなわち、σはeとみなせました。それと同じことなのです。 20160418 受け皿の体が確定しているからできることなのです。その群としての表現が{e}なのでうす。 20160112 原始n乗根の部分を除けばσで不動の元から記述された式となる。これが解ということなのです。 |
| ここまでくるのに3年ほど経過しました。仕事の合間、家族サービスの合間を縫って、忘れたときは事前のメモ書きetcなどを参考にやってきました。一つの理論を自前のアイディアで書き上げるのは大変難しものですが、楽しくもあり勉強にもなりました。特に、若い読者の方が、この記事をインターネットの向こう側で真剣に閲覧していることに大変元気付けられています。 ようやく往路と復路の折り返し点まで進んだような気がします。上に書きましたが、加筆・訂正が必要と思われる箇所があり少しの間その作業に時間を割きます。したがって、復路は今まで以上にゆっくりと時間を掛けて進むことになると思います。 何故、「ガロワ」なのか? 40歳初めのころ、札幌某予備校開校にあわせ来道された数学者を囲んで6人程で講演のあと酒席を共にしたことがありました。その席上、日本がここまで来たのは「Sin^2+Cos^2=1」を常識とする国民を育てたからだとの一言があったのを痛烈に覚えています。しかし、ハイテクノロジーが当たり前の昨今、それだけではもはや間に合わないことは明らかです。大げさになりますが、多くの若い方が「ガロワ理論」のもつ豊穣な世界に触れる機会が少しでも持てたなら、それは様々なところに波及効果をもたらし大きな変革へ繋がっていくことに違いありません。基礎科学の振興と発展こそこの国の命なのです。そのために、ほんの少しでも何かできることが未だ数学を諦めきれないでいる自分の夢なのです。 ガロワ理論を数学好きな高校生の手のひらへ!! |
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